バイクでツーリングに出かけるとき、「何を持っていけばいいのかわからない」「忘れ物をして途中で困りたくない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
近所を走る短距離ツーリングであれば最低限の荷物でも問題ありませんが、日帰りで数百km走る場合や宿泊を伴うロングツーリングでは、必要な持ち物も増えてきます。一方で、あれもこれもと荷物を増やしてしまうと、積載量が増えてバイクの取り回しにも影響します。
バイクツーリングでは「絶対に必要なもの」「トラブルに備えるもの」「あると便利なもの」に分けて準備することがポイントです。この記事では、バイクツーリングに必要な持ち物を、初心者にもわかりやすく紹介します。
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バイクツーリングで絶対に持っていきたいもの

まずは、距離や目的地にかかわらず、ツーリングの際に持っておきたい基本的なアイテムを確認しましょう。免許証やスマートフォン、財布などは当たり前に思えますが、普段と違うバッグを使うと意外と忘れやすいものです。
運転免許証は出発前に必ず確認する
バイクを運転するときは、当然ながら運転免許証の携帯が必要です。普段使用している財布に入れている方も多いと思いますが、ツーリング前には念のため確認しておきましょう。
特に普段とは違うバッグや財布を使用するときは、免許証を入れ忘れやすいため注意が必要です。
ココがポイント
- 普段と違う財布を使うときは入れ忘れに注意
- 免許証の携帯は出発前に必ず確認
- 財布・スマホと一緒にチェックすると忘れにくい
スマートフォンはナビや緊急連絡に欠かせない
現在のツーリングでは、スマートフォンは欠かせないアイテムのひとつです。地図やナビとして使えるだけでなく、現在地の確認や天気予報、飲食店やガソリンスタンドの検索、宿泊施設の確認、緊急時の連絡など、さまざまな場面で役立ちます。
特に知らない土地を走る場合は、スマートフォンが使えなくなると困る場面が多いため、出発前に十分充電しておくことが大切です。
財布・現金はキャッシュレス時代でも必要
キャッシュレス決済が普及していますが、ツーリングでは現金もある程度持っておくことをおすすめします。山間部や地方の飲食店、駐車場、自動販売機などでは、現金しか使えない場合があります。
クレジットカードや電子決済だけに頼らず、少額の現金も用意しておくと安心です。
車検証など必要な書類も確認する
排気量や車両によって必要な書類は異なりますが、バイクに関する必要書類についても確認しておきましょう。万が一事故やトラブルが発生した際、車両情報を確認する必要が出てくる可能性があります。
ツーリング中の快適性を高める持ち物
長時間バイクに乗るツーリングでは、少しの不快感が徐々に大きな疲労につながります。快適に走るためのアイテムも準備しておきましょう。
レインウェアは雨対策と防寒対策に使える
ツーリングで特に持っておきたいのがレインウェアです。出発時に晴れていても、山間部では突然天候が変わることがあります。
雨に濡れた状態で長時間走行すると体温が下がり、集中力にも影響するため注意が必要です。レインウェアは雨対策だけでなく、気温が下がったときの防風着としても活用できます。
ココがおすすめ
- 急な雨に対応できる
- 山道や夜間の防寒にも使える
- コンパクトに収納できるものが便利
防寒着は季節を問わず1枚あると安心
バイクは走行風を直接受けるため、実際の気温以上に寒く感じることがあります。特に、早朝、夜間、山道、標高の高い場所では、夏でも肌寒く感じることがあります。
コンパクトに収納できる上着を1枚持っておくと安心です。ツーリングでは気温だけでなく、走行風や標高差も考えて防寒着を準備しましょう。
飲み物は脱水対策として必ず用意する
ツーリング中は風を受け続けているため、汗をかいていることに気づきにくい場合があります。特に夏場は定期的に休憩し、水分を補給しましょう。
喉が渇いたと感じてからではなく、休憩するたびに少しずつ水分を取ることが大切です。
タオルは汗・雨・汚れ対策に使える
タオルは意外と使う場面が多いアイテムです。汗を拭いたり、雨で濡れたシートを拭いたり、手を洗ったあとに使用したりできます。
薄手のタオルであれば荷物にもなりにくいため、1枚持っておくと便利です。
バイクのトラブルに備えて持っておきたいもの
ツーリングでは、自宅から離れた場所でバイクにトラブルが起こる可能性も考えておく必要があります。すべての修理道具を持ち歩く必要はありませんが、最低限の準備をしておくと安心です。
車載工具は搭載されているか確認する
バイクに純正の車載工具が付属している場合は、出発前に搭載されているか確認しておきましょう。ミラーやレバーなどの緩みといった簡単なトラブルであれば、工具があることで対処できる場合があります。
携帯用空気圧計でタイヤの状態を確認する
タイヤの空気圧は、バイクの走行安定性やタイヤの状態に関係します。長距離ツーリングに出かける場合は、出発前に空気圧を確認しておくことが重要です。
携帯できる小型の空気圧計があれば、旅先でも状態を確認できます。
パンク修理用品は使い方も確認しておく
タイヤのパンクは、ツーリング中に起こる可能性があるトラブルのひとつです。自分で応急処置できる場合は、パンク修理用品を携帯しておく方法もあります。
ただし、タイヤの種類や損傷箇所によっては修理できないケースもあります。パンク修理用品を持っていても、無理に走行を続けないことが大切です。
モバイルバッテリーは長距離ほど重要になる
スマートフォンをナビとして長時間使用すると、想像以上にバッテリーを消費します。目的地までまだ距離があるにもかかわらず、スマートフォンの電池が切れてしまうと不便です。
特に長距離ツーリングでは、モバイルバッテリーを持っておくと安心でしょう。
トラブル対策の持ち物
- 車載工具
- 携帯用空気圧計
- パンク修理用品
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
日帰りツーリングであると便利な持ち物
日帰りツーリングであれば荷物を増やしすぎる必要はありません。基本的には、スマートフォン、財布、レインウェア、防寒着、飲み物、モバイルバッテリー、最低限の工具があれば、多くの場面に対応できます。
さらに、目的地によっては帽子やサングラス、日焼け止めなども便利です。
バイクを降りたあとの行動も考える
観光地を歩く予定がある場合は、ライディング時だけでなく、バイクを降りたあとの行動まで考えて荷物を選ぶと快適に過ごせます。
たとえば、歩きやすい靴、帽子、タオル、小さめのバッグなどがあると便利です。日帰りでも観光や食事を楽しむ場合は、走行中と現地行動の両方をイメージして準備しましょう。
宿泊ツーリングで追加したい持ち物
1泊以上のツーリングでは、日帰り用の持ち物に加えて宿泊用品が必要になります。荷物が増えやすいため、必要なものを整理して準備しましょう。
着替えは日数と洗濯の有無で調整する
下着や靴下、Tシャツなど、必要最低限の着替えを持っていきましょう。長期ツーリングでは日数分すべてを持っていくと荷物が増えるため、途中で洗濯することも選択肢です。
洗面用品は必要なものだけ持参する
ホテルや旅館に用意されている場合もありますが、普段使用している歯ブラシやスキンケア用品などが必要であれば持参しましょう。
荷物を減らしたい場合は、宿泊先にあるものを事前に確認しておくと無駄を減らせます。
充電ケーブルは機器ごとに確認する
スマートフォンやインカムなど、充電が必要な機器がある場合は充電ケーブルを忘れないようにしましょう。モバイルバッテリーを持っていても、そのモバイルバッテリー自体を充電するケーブルがなければ連泊では困ることがあります。
宿泊時の追加アイテム
- 着替え
- 下着・靴下
- 洗面用品
- 充電ケーブル
- 宿泊先の予約情報
季節によって持ち物を変える

ツーリングの持ち物は、季節によっても変える必要があります。夏と冬では、必要な装備や注意点が大きく異なります。
夏のツーリングは暑さ対策を重視する
夏は暑さ対策が重要です。飲み物、日焼け止め、タオル、着替え、冷却用品などを用意しましょう。
特に真夏のツーリングでは、暑さによって判断力や集中力が低下することがあります。こまめに休憩し、無理のないスケジュールで走ることが大切です。
冬のツーリングは防寒と路面状況に注意する
冬は防寒対策が重要です。上半身だけでなく、手、足、首周りなども冷えやすいため、全身の防寒を意識しましょう。
また、地域によっては路面凍結の可能性もあります。気温だけでなく、道路状況や天気予報も確認してから出発することが重要です。
季節ごとの注意点
- 夏は脱水や熱中症に注意
- 冬は防寒と路面凍結に注意
- 山道では季節に関係なく気温差が大きい
荷物を増やしすぎないことも大切
ツーリングに慣れていないと、「念のため」とさまざまな物を持っていきたくなります。しかし、荷物が多くなればバイクの重量も増え、取り回しや走行感覚が変わる可能性があります。
優先順位を決めて準備する
まずは、絶対に必要なもの、トラブルに備えるもの、現地で購入できないものを優先して準備しましょう。
- 絶対に必要なもの
- トラブルに備えるもの
- 現地で購入できないもの
コンビニやドラッグストアで簡単に購入できるものについては、必要になったら現地で購入するという考え方もあります。
荷物を減らすことは、ツーリング中の快適性や安全性にもつながります。
ツーリング前はバイクの点検も忘れずに
持ち物を準備することも大切ですが、それ以上に重要なのがバイクの状態を確認することです。特に長距離を走る前には、タイヤ、ブレーキ、チェーン、灯火類、エンジンオイルなどを確認しておきましょう。
出発前に確認したい点検項目
長距離ツーリングや夏場の走行では、バイクにかかる負担も大きくなります。出発前には、次の項目を確認しておくと安心です。
出発前の点検項目
- タイヤの空気圧
- タイヤの摩耗や傷
- ブレーキの効き具合
- チェーンの状態
- 灯火類
- エンジンオイル
- 冷却水
- 燃料
エンジンオイルは量と交換時期を確認する
中でもエンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や冷却、洗浄などを担っています。長距離ツーリングや夏場の走行ではエンジンに負荷がかかりやすいため、出発前にオイル量や交換時期を確認しておくことをおすすめします。
交換時期が近い場合は、ツーリングから帰ってきてからではなく、出発前に交換しておくと安心です。
バイクツーリングの持ち物チェックリスト
最後に、出発前に確認しやすいよう持ち物をまとめます。出発前日までに一度確認しておくと、当日の忘れ物を防ぎやすくなります。
必需品
必需品
- 運転免許証
- 財布
- 現金
- スマートフォン
- バイクに必要な書類
- ヘルメット
- グローブ
快適に走るためのもの
快適アイテム
- レインウェア
- 防寒着
- 飲み物
- タオル
- サングラス
- 日焼け止め
トラブル対策
トラブル対策
- 車載工具
- 空気圧計
- パンク修理用品
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
宿泊する場合
宿泊時の持ち物
- 着替え
- 下着
- 洗面用品
- 常用している日用品
- 宿泊先の予約情報
まとめ
バイクツーリングの持ち物は、走行距離や季節、宿泊の有無によって変わります。大切なのは、すべてのアイテムを持っていくことではなく、「絶対に必要なもの」「トラブルに備えるもの」「あると便利なもの」を整理して準備することです。
特に初めて長距離ツーリングに出かける場合は、免許証やスマートフォン、レインウェア、モバイルバッテリーなど、基本的なアイテムから揃えていきましょう。また、持ち物だけでなく、出発前の車両点検も欠かせません。
タイヤやブレーキ、チェーン、エンジンオイルなどを確認し、バイクの状態を整えておくことで、ツーリング中のトラブルを減らしやすくなります。必要なものをしっかり準備したうえで、余裕のあるスケジュールを組み、安全にツーリングを楽しみましょう。